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    YouTube

  • 2017.01.16 Monday

  • Twitterやブログでも何度も書いていますが、スクールの生徒の子達はほんと「デジタルネイティブ」で感心させられっぱなしです。
    これは生徒の子達の誕生年を見れば、一目瞭然。2000年生まれは当たりまえ、4歳の子なら、なんと2012年生まれだったりする訳です。

    この子達は、生まれた時からインターネットがありました。なので、使い方を覚える、というよりも、大人がテレビを見るように、とても自然で当たり前にインターネットが使えてしまいます。

    そんな中でも、生徒の子達を見ていて、とても凄いことに思うのが、YouTubeの使い方。
    例えば、スクールで流行ってるマインクラフトなどは、ほぼ全ての情報をYouTubeの解説動画や攻略動画から得ています。



    大人だと、欲しい情報があった時には、図書館や本屋さんで専門的な本を探す、インターネットで必要なページを検索する、という感じだと思います。
    情報を調べるツールは、「文字」です。

    それが生徒の子達だと、「動画」が情報を調べるツールなのです。
    大人は、動画を「情報を得るツール」だとは思っていますが、「情報を調べるツール」とは思えません。ここに大きな世代の差を感じます。

    考えてみると、大人にとっての動画は、テレビが大きいと思います。
    たくさんの情報が流されていて、たくさんの為になる知識を得ることができますが、自分の欲しい情報がその時に得れるとは限りません。
    テレビは情報を調べるツールではないのです。

    これに対し、子ども達にとっての動画は、「YouTube」なのです。
    YouTubeは、たくさんの高度なスキルや専門的な知識を持った人たちが、ありとあらゆる分野で無数の動画をアップしてくれています。
    生徒の子達が欲しい情報があった時に、YouTubeを検索すると、動画で分かりやすい解説動画を見つけられるのです。

    さらに大きい事として、YouTubeなら、まだ漢字が読めない小さな子でも、動画で理解することができます。
    スクールに来ている6歳くらいの子も、YouTubeで調べながらマインクラフトでコンビニを作って、人が立ったら自動で開くような自動ドアの回路まで完備していました。
    このように、小さい子でもYouTubeからたくさんの情報と知識を得て、自分の知りたいことに生かしています。


    こんなことを書くと、大人達は「子ども達は動画に頼って、本などから情報を得ることができなくなる」なんて心配するのですが、そのへんは大丈夫。

    YouTubeも完全ではありません。
    YouTubeで動画を探しても、まだ動画がないような分野もたくさんあります。

    そうなるとデジタルネイティブな子ども達は、インターネットで文字ベースで、無限のサイトの中から自分の欲しい情報を見つけて、知識を得ています。
    また、インターネットでも弱い分野のものは、図書館へ行って、専門書を探すこともあります。

    図書館の専門書もテレビも、インターネットの文字ベースの情報も、これまで通り。
    実はそれにYouTubeという、新たな時代のツールが加わっただけなのです。

    さて、スクールの子ども達。今日はどんな事を調べているんでしょうか?



    ー西宮サドベリースクールー
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    倉谷 明伸 (ぐら)

    兵庫県宝塚市生まれ・在住
    甲南大学 社会学科卒。卒論テーマは「子どもの友人ネットワーク研究」。

    大学卒業後、2年半の会社員を経て、自分の本当にやりたかった「子どもの面白い感性に触れられる仕事」として、サドベリースクールのスタッフを選択。

    アメリカ・ボストンのSudbury Valley Schoolを始めとして、関西圏の約20箇所のオルタナティブスクール、ホームスクーリングなどを視察する。

    西宮サドベリースクール創立時から15年間、生徒投票によりスタッフを続けさせてもらっています!
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