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保護者の役割
明けましておめでとうございます!
2017年はじめてのブログとなります。今年もよろしくお願いします。
年末にスクールの忘年会がありました。
この忘年会、スクールの主催ではなく、保護者の方が企画して実現したもので、毎年、
お花見やバーベキューなどを開催してもらっています。ほんとに感謝です。
サドべリースクールでは、保護者の方も学校運営に関する1票を持ち、スクールの中でも重要な位置づけとなっています。
一方、サドベリースクールには、従来の学校にあるようなPTAは存在しません。
わずらわしい役職決めもありません。連絡網で連絡をまわす必要さえありません。
サドベリー保護者の皆さんは、スクール運営について、関わりたいものには関わり、興味のないものには関わりません。
この辺はとてもサトーベリーらしいです。とてもはっきりしています。
では、サドベリースクールにおける、絶対的な保護者の役割とは何か?
それは、「子どもがサドベリースクールに学ぶという選択をしたことを尊重すること」。
ただ、それだけです。でも、とても大切な役割です。
「尊重する」という言葉を使うのは、保護者の方がサドベリースクールを無理してまで肯定する必要はないということ。
保護者の方は、それぞれいろんな人生を送ってきて、いろんな価値観を持たれています。
なので、子どもがサドベリーを選んだとしても、親は公立の学校の方が良い、という考えを持つこともあるのです。
その時に、無理やり子どもに合わせてサドベリーを肯定しようとするのではなく、また、自分の考えを子どもに押し付けるのでもなく、ただ、子どもを信頼して、子どもの責任を持った選択を尊重して欲しいのです。
子どもの選択を尊重するのに、足りない情報があれば、スクールがきちんと説明をさせてもらったり、子ども本人が親に対してきちんとした説明をする事もあります。
子どもの選択を尊重して、対等な形であれば、親が子どもに対して「自分は公立校での学びの方が良いと思う。理由は、ーーーー。」と考え方を伝えてもいいと思います。
それを受け取った子どもは、真摯に、考え方のひとつとして聞いてくれるでしょう。
子どもと親はとても近い存在ですし、親は子どもの成長をずっと近くで見て、心配し、気になるものです。
でも一方で、子どもと親は別人格の人間です。子どもが親の思うような選択をしてくれる方が稀だと思います。
サドベリースクールでの、保護者の役割。とても自然で、いい関係だと思っています。
サドベリー以外の子どもと親の関係にも使えるんじゃないか、と思います。
ー西宮サドベリースクールー
Facebook:https://www.facebook.com/nishinomiya.sud
Twitter:https://twitter.com/nishinomiya_sud
HP:http://www.nishinomiya-sud.com/
2017年はじめてのブログとなります。今年もよろしくお願いします。
年末にスクールの忘年会がありました。
この忘年会、スクールの主催ではなく、保護者の方が企画して実現したもので、毎年、
お花見やバーベキューなどを開催してもらっています。ほんとに感謝です。
サドべリースクールでは、保護者の方も学校運営に関する1票を持ち、スクールの中でも重要な位置づけとなっています。
一方、サドベリースクールには、従来の学校にあるようなPTAは存在しません。
わずらわしい役職決めもありません。連絡網で連絡をまわす必要さえありません。
サドベリー保護者の皆さんは、スクール運営について、関わりたいものには関わり、興味のないものには関わりません。
この辺はとてもサトーベリーらしいです。とてもはっきりしています。
では、サドベリースクールにおける、絶対的な保護者の役割とは何か?
それは、「子どもがサドベリースクールに学ぶという選択をしたことを尊重すること」。
ただ、それだけです。でも、とても大切な役割です。
「尊重する」という言葉を使うのは、保護者の方がサドベリースクールを無理してまで肯定する必要はないということ。
保護者の方は、それぞれいろんな人生を送ってきて、いろんな価値観を持たれています。
なので、子どもがサドベリーを選んだとしても、親は公立の学校の方が良い、という考えを持つこともあるのです。
その時に、無理やり子どもに合わせてサドベリーを肯定しようとするのではなく、また、自分の考えを子どもに押し付けるのでもなく、ただ、子どもを信頼して、子どもの責任を持った選択を尊重して欲しいのです。
子どもの選択を尊重するのに、足りない情報があれば、スクールがきちんと説明をさせてもらったり、子ども本人が親に対してきちんとした説明をする事もあります。
子どもの選択を尊重して、対等な形であれば、親が子どもに対して「自分は公立校での学びの方が良いと思う。理由は、ーーーー。」と考え方を伝えてもいいと思います。
それを受け取った子どもは、真摯に、考え方のひとつとして聞いてくれるでしょう。
子どもと親はとても近い存在ですし、親は子どもの成長をずっと近くで見て、心配し、気になるものです。
でも一方で、子どもと親は別人格の人間です。子どもが親の思うような選択をしてくれる方が稀だと思います。
サドベリースクールでの、保護者の役割。とても自然で、いい関係だと思っています。
サドベリー以外の子どもと親の関係にも使えるんじゃないか、と思います。
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『Profile』-
倉谷 明伸 (ぐら)
兵庫県宝塚市生まれ・在住
甲南大学 社会学科卒。卒論テーマは「子どもの友人ネットワーク研究」。
大学卒業後、2年半の会社員を経て、自分の本当にやりたかった「子どもの面白い感性に触れられる仕事」として、サドベリースクールのスタッフを選択。
アメリカ・ボストンのSudbury Valley Schoolを始めとして、関西圏の約20箇所のオルタナティブスクール、ホームスクーリングなどを視察する。
西宮サドベリースクール創立時から15年間、生徒投票によりスタッフを続けさせてもらっています!
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